貴様をチェキ!

今更ながら気付いた。
己の無駄な感情の機微。
この男が気に入らない・理解できないという方は読んで見て下さい。何でそんな奴なのか納得して頂けるかと思います。
【彼は人と同じは嫌い】
だから誰も知らないもの・やっていない事をやってみようとする。もしくはやる。流行を過ぎてから、或いは時をおいてから行うのは皆が通り過ぎた後に自分だけの世界観を構築するためである。
それ故、私と話が合わないことは至極当然である。

彼は自分の五感で100%興味をそそられたもの以外は飛びつかない。しかも、人の意見は滅多に聞かないのである。
自分自身で判断し、最良であろう回答に沿って行動する。
彼が単独行動し、道を踏み外すことは当然の結果なのだ。
それ故に誰からも省みられることもなく、当人と関わった極僅かの者のみが知る黒歴史となる。

よーいドン!が一緒にならない時点でその物の価値が失われてしまうと考えているんですね。


【彼はまわりくどい】
言ってる事を再度説明されて「あぁ、あぁ!それね!分かった、分かった」となるご友人。いらっしゃると思う。本人しか理解していないことを伝えるときの言葉の収束率が悪いんです。また更に丁寧・事細かフィルタが文章をより堅くします。さらにマイペースリズムと口調・音の高さなどといったものを気にして話を始めます。だから非常に分かりづらい。
自分でも簡略的な言葉を望むのですが、上手く出来ません。
更にその場で即席な言葉が紡ぎ出されるので断片的な言葉が多いのです。少しずつ修正してますが、慣れていって下さい。


【彼は臆病である】
自分の行動で形を壊すことを極端に嫌うきらいがある。暗黙の了解で守られてきたことがあれば、素直に従う傾向が強い。もしくは沈黙を守る。人の不和・仲違いを何よりも恐れている。
それ故に彼の言葉は必要以上に丁寧極まりない。
それが逆に頑なな心を表していると捉えられることもあるが、彼にとって軽い言葉を発するだけの余裕がない事も示している。


【彼は恥ずかしがりやである】
人前で恥をかくことを何よりも恐れている。自分に自信がないのも周知の事実だが、それでも何よりも人前で冗談を言ったり、余興をする……
そんなことをするくらいなら青酸カリでも飲んだ方がマシだとさえ思っている。(辱めを受けた、と考えてしまう)
ただその為に人からつまらない奴だと思われるのは心外だとも思っている。つまらない人間がつまらないことをしても、場がしらけるだけだ。
彼の古臭い矜持はストイックな自身を保つことで補完される。
そもそも人を喜ばせる術など知らぬ。
面白い人間を欲するなら、他を当たって欲しい。


【彼は人を支配したがる】
自分と関わった他人を自身の傘下に置きたがる。自覚、無意識の元に行われ、その手法にはまった者は彼のいい様に使われる。この呪縛を解くには彼の申し出を定期的に断ればいい。すると彼は必ず妥協案を出し、また次回という寸法に収まる。
その妥協案を逆に提示して欲しい。すると彼は「相手の都合」にのみ思考が働き、問題ない限りその通りに行動する。
これを交互に繰り返していれば、呪縛にとらわれることはない。ただし一方的な妥協案のみを提示され続けると問題なしの場合でも拒絶することがあるので注意。
それとこれは言わなければならないが相手を「自分より下」に見ることは絶対に無い。あくまでも「対等」なのである。
年齢も性別も人種も無い。相手から変更を促されるまでは「対等」もしくは相手が「目上」状態が彼の思考回路だ。
つまり自ら「1歩引いた」状態であるのだ。

これらは彼の独占欲や嫉妬心が引き起こす現象である。
つまり、「自分を受け入れてくれる人」になって欲しいという願望なのである。誰もが持っている感情だとは思うが彼の場合、その傾向は著しい。

言葉が堅苦しい、もっと普通に喋って欲しいという要求があるまでは基本的に彼は堅物なのである。

※依頼・上申・報告にはそれらの要求に応じず、自身の判断で堅い言葉になることがありますが、それは相手に対して自分が下位に収まることで不和とならぬよう考えているからです。

※親しき仲にも礼儀あり この信条も私を堅物にしていると思います。それ故に馴れ馴れしい行動を避け、常に堅さを崩さないのです。

※軍人気質である 時代遅れな矜持といえばそれでお仕舞いですが、日本男児の心気だけは想像以上にあるようです。
自尊心が強いのは困り者ですが……


【彼は予想以上に乙女ティック】
私を知る者は考えるだろう。奴は間違いなく男だ。いや男でしかない。自分も思う。私は男で、野郎で、♂である。
だが実に女々しい。誕生日が9/8だから乙女座というのも実は凄く気恥ずかしい。そんな中、大事に育てられたおぼっちゃん体質は今も昔も全然変わっていない。温室育ちなのはお嬢様だけで十分だが、私も箱入り息子だったということだ。(お陰で妹が実に男らしい猛々しくも雄雄しい性格になった。これが逆ならば我が家系は更に栄えたことであろう。)
手を加えすぎた、と言っては育ててくれた祖父母、母に申し訳ないが……過保護すぎましたね……
自分も甘えすぎました。今も甘えてしまいますけどね。

カチューシャしたり、髪を伸ばしたのはちょっとした女性願望ですよ。お人形さんが好きだったりとかね。


【彼への対処法】
傷付けないようにいじってあげれば、彼は満足です。
言ってる事は恐らく時節にあっていなかったり、知らない話だったりするでしょうけど無視せずに「聞いているよ」(フリでもいい)という態度を見せてくれればそれだけで安定します。
放置せず、少し気遣いの言葉さえ投げかけておけば、基本的に人を疑わない類の人間なので有益でしょう。
女心が若干強めの男、そういう認識をして貰えれば助かります。
 はあながち嘘ではないということですね……