昨日、見た夢の話

つい少し前まで今日だった話を、明日であったはずの今日話すことに意義があるのかと悩んだが、別に構わんだろうと判断した。


朝方、二度寝をしたとミクシィでは書いたのだがその二度寝をした際に夢を見た。
これは夢の話であり、現実とは何ら関係ありません。
場所も時間も全くさだかではないが私はやはり何かに追われていた。大抵この状況は変わらない。
だが余裕はあった。(メンインブラック見たせいだろう)トイレの窓から惨めに逃げ出した俺の眼下にはウォータースライダーが。ぎゅるぎゅると流されて吐き出されたのはまた見知らぬ場所。だが、誰だか全く知らない男に声をかけられ何故か居つくことに。服も乾き、(何故か濡れてもいない)名刺を確認し、自分は男の家を出たのだが何故かそこは唐突にサイン会場へ。
誰のサインをやっているのか知らないが、自分は行きに乗ってきたであろうウォータースライダーへと滑り込んだのだが、今度はウォーターでなくて普通に滑るだけのパイプスライダー。しかも、もと入った入り口の横にドスンと落ちた。
そこで目が合ったのだ。サインしていた女性と。
誰だと思います?何となく分かってしまいますよね。
T.理恵様でした。(この名前で検索にかかって迷惑にならないように考慮)
目が合ったらサイン頂くしかありません。
埃まみれのスーツをパッパッと払い、前に立つ俺。
俺:サインも握手もいいんです…是非一言言って欲しい言葉があります。キョトンとされる理恵様。
俺:乳酸菌摂ってる?と仰って下さい。
変な人だと思われたんでしょうね、でもあのボイスで言ってくれました。
俺:ははっ!毎日欠かさず乳酸菌を摂取しています!!
そして、自分は名刺を取り出して理恵様に渡し跪いた。
俺:黒銀紫黒と申します、どうか僅かながら記憶の片隅にでも記憶しておいて頂ければ光栄に存じ上げます……
またキョトンとされ、名刺を眺められる理恵様。
俺:それでは、自分には与えられた任務がありますのでまたお会いできる日を楽しみにしております。
と颯爽とパイプスライダーに飛び込む俺。
パッと降り立った瞬間、現実的に目が覚めた。11:30だった。
夢の中で会うことになるとは思わなかった……だが、そこでも自分は自分自身であり続けたことに御の字だ。
理恵様に無礼があってはならない。まぁ、最初があまりにも無様だったけど……(頭から地面に叩きつけられ埃まみれ)

銀様ではなくて、理恵様に会うとは……
友人の現実的歓喜が私にも少し分け与えて貰えたのだろう。
御の字だ。

・・・で、俺っておめでたい人ね?とか言われるんだろうなと思うけれど、人ってそういう生き物なんだと思う。いいことがあれば夢でだって嬉しくなる。そして、それに感謝もしたくなる。

でも、「夢の中のお話一つでそんなにご機嫌になるのねぇ?」と銀様に窘められたから、あまり感情的になるのもやはり良くないのかなとか思う。とかく人間とは難しい生き物であるな。